生命保険の原価について

生命保険料において、契約者が支払っている保険料のすべてが保障にまわされることはありません。これは、どの保険会社でも同じことです。
このことは、保険に加入する人の多くが理解していることとではありますが、支払っている保険料のどのくらいが経費で消えているのかという点については、ほとんどの人が知らないはずです。保険会社も、この部分は“企業秘密”として教えてくれません。
それもそのはずです。もし、毎月支払っている保険料の中から、6〜7割という割合で経費が消えているというようなことが知られれば、誰もその保険に加入しません。どれどころか、現加入者の怒りさえ買いかねません。もちろん、6〜7割というのはあくまでも一例です。しかし、保険商品によっては、支払っている保険料の大部分が経費となることもあります。
こう考えると、私たちは保険会社存続の為だけにお金を支払っていると考えられなくもありません。もし、契約している保険が適用されなければ、今まで支払った保険料は無駄銭になるのです。
また、保険商品の原価を隠すことによって、生命保険会社は各商品を消費者に比較されることなく、殿様商売を続けてこれたとも言えます。
もし、消費者に保険商品の原価が知られてしまえば、保険商品ごとに他社と比較されてしまいます。また、原価が分かってしまえば、どれだけ保険料から経費(手数料)を取っているのかを知られてしまいます。そのため、保険会社は原価を公表したくないのです。
商品には比較がつきものですが、生命保険などの保険商品に限っては、原価が公表されないので、消費者が比較するのには難しい部分があるというわけです。
ただし、手間はかかりますが、生命保険の原価を知ることは可能です。もし生命保険の原価を知りたいのであれば、専門書を購入したり、ファイナンシャルプランナーなどに相談してみると良いかもしれません。
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